IMPLANT インプラント・口腔外科 We are here to listen and help to solve your concern about your oral health.
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失った永久歯と同じように
噛んで、
話せる治療
Treated like
a lost permanent
tooth

虫歯や歯周病、転倒などの事故で歯を失ってしまうと、以前のように噛むことができなくなるだけでなく、身体の不調となる場合もあるため、何らかの方法で欠損部分を補う必要があります。

インプラントとは人工歯根のことで、歯を失ってしまった部分の歯槽骨へ人工歯根を埋め込み、その上にセラミック製などの人工歯を被せる治療法です。入れ歯やブリッジに比べて、天然歯が植わっているのに近い状態を作りだせることから、第三の歯とも呼ばれています。

MERIT インプラント治療を
受けるメリット

  • 健康な歯を削ることなく
    治療ができる
  • 歯を支える歯槽骨が痩せるのを
    防げる
  • 天然歯に近い見た目が再現できる
  • しっかりと噛んで食事ができる
  • 入れ歯のように取り外す
    わずらわしさがない
  • 噛むことで脳を活性化させ、
    認知症予防につながる

欠損歯を放置するリスク

  • 食事がしにくくなる

  • 歯が動いて歯並びや
    噛み合わせが悪くなる

  • 欠損部分に食べ物が
    挟まりやすい

  • 残った歯に欠損歯分の
    負担がかかる

  • 歯が抜けた分食べられる
    食材も減っていく

  • 発音が不明瞭になる

  • 認知症のリスクが上がる

シムプラントガイド

SimPlant(シムプラント)とは、歯科用CTで撮影した3D画像をもとに、インプラント(人工歯根)を埋入する手術の計画をコンピュータ上で立案するシステムです。

患者さまの骨の厚みや密度、神経や血管の位置を立体的に把握し、使用するインプラントの太さや長さを選択し、最適な埋入位置を割り出すことができます。術前に何度もシミュレーションが行えるため、納得できるプランを立てた上で実際の手術へ進むことが可能です。

FLOW インプラント治療の流れ

  1. カウンセリング

    まず患者さまへ十分に問診を行い、口腔内全体を検査します。その際、全身疾患の有無、内服薬を確認し、必要があればかりつけ医に対診をした上で、治療計画の立案をいたします。

  2. 口腔内のデータ収集

    患者さまの口腔内の精密なデータを収集します。具体的には、歯型の採取、レントゲン撮影、歯科用CT撮影などです。その中でも重視しているのは、歯科用CTによる口腔内の立体的な診査・診断です。顎の骨の高さや厚み、血管や神経の位置を3Dデータで確認した上で、安全な位置・角度へインプラントを埋入する計画を立てます。

  3. 治療説明

    今後の治療の流れ、期間、費用などを、同意書をご確認頂きながら分かりやすく説明します。インプラントは選ぶメーカーや上部構造の素材によって、費用が大きく異なります。そのため、患者さまの治療にかかる金額をトータルでご提示することにより、明瞭にお伝えできるよう工夫いたしました。

    また、手術の前には所定の日時より『術前抗生剤』を服用して頂きます。手術による感染症を徹底予防するためにご協力ください。

  4. インプラントの埋入
    手術当日

    手術の前には浸潤麻酔を行い、お口の中全体をスケーリング、手術直前に抗菌作用のある含嗽剤でうがいをしていただいて、徹底的に口腔環境を整えます。手術時には血圧、SPO2モニターを装着して頂き、お身体の状態を把握します。

    なお、当院の滅菌レベル・使用機器は大学病院基準に準じており、安全性の高い手術の提供が可能です。手術はインプラント1本で20分程度、その他に骨造成を併用した場合には、1時間ほどいただくことを予定しています。手術後には歯科用CTで撮影を行い、インプラント体の埋入位置の確認と状況のご説明をさせて頂きます。

  5. 術後・抜糸後の経過

    手術後は1日~3日をピークに、頬から顎下にかけて腫れる場合があります。腫れは1週間程度で落ち着きますので、当院からの指導に従って抗菌薬の内服と含嗽剤でのうがいに取り組んでください。

    患者さまがストローマン社のSLActive(エスエルアクティブ)を選択された場合、上顎の治療期間を約4カ月、下顎は約2カ月に短縮する期待が持てます。SLActiveは無菌室で製造され、輸送、保管、オペに至るまで生理食塩水に浸した状態で管理されており、インプラント体が一度も空気に触れることなく埋入できるという、非常に衛生的なシステムです。感染症の心配がなく、高い生体親和性があることから、短期間で骨とインプラント体が結合します。

  6. 上部構造の装着

    手術後は通常6週間~7週間かけて骨とインプラントの結合を待ちます。インプラント体と骨がどれだけ結合しているのかを調べる際には、オステルビーコンと呼ばれる装置を用います。埋入したインプラント体にスマートペグという専用のネジをはめ込み、ペグへ測定器を近づけて電磁パルスの共振を測定することで、ISQ値(インプラントの安定指数)が分かります。

    結合が確認できた後は、インプラント体にアバットメントを装着してから型取りを行い、そこからセラミックなど人工素材で作られた上部構造の作製、アバットメントへ装着して治療を終了します。

  7. メンテナンス

    インプラント治療は単に埋め込んで終わりではなく、定期的にメンテナンスを受けて口腔管理や噛み合わせの調節などを行う必要があります。インプラントは人工物なので虫歯にはなりませんが、それを支える歯茎はインプラント周囲炎を起こします。その結果、歯茎や歯槽骨がダメージを受けて、インプラントの脱落に繋がるのです。

    当院ではインプラント体や上部構造を傷つけずお掃除するために、インプラント専用超音波チップを用いたスケーリングを行っています。また、口腔内全体を清潔に保って、細菌の増殖を防ぐことも重要です。定期的にPMTCを受けて、しっかりと口腔管理をしていきましょう。

CASE 治療事例のご紹介

当院では最新の技術を取り入れながらも、患者さまに安心して頂けるように、信頼性が高い材料・術式を厳選して治療を行っています。30年以上の歴史のあるスイスのITIという安全なインプラントをメインに提供。既存の治療方法の中に、ゴールデンスタンダード(Golden Standard)といわれる確立した治療法を組み込むことにより、最高の治療結果が出せるよう努力をしています。

右下奥歯(第1大臼歯)治療例

料金
インプラント埋入手術代 ¥250,000(税抜)
上部アバットメント(土台)及び
セラミッククラウン
¥200,000(税抜)
治療期間の目安 治療期間の目安:2~3ヶ月(通院:1~2回/月)
治療の特長 治療の特長:健康な両隣りの歯を削らずに回復できます。

右下奥歯(第1,2大臼歯)
治療例

料金
インプラント埋入手術代(2本分) ¥500,000(税抜)
上部アバットメント(土台)及び
セラミッククラウン(2本分)
¥400,000(税抜)
治療期間の目安 治療期間の目安:2~3ヶ月(通院:1~2回/月)
治療の特長 治療の特長:手前の歯に負担をかけずに、奥歯だけで咬めるようになりました。

右上奥歯(第2小臼歯、
第1・2大臼歯)治療例

料金
インプラント埋入手術代(3本分) ¥750,000(税抜)
上部アバットメント(土台)及び
セラミッククラウン(3本分)
¥600,000(税抜)
治療期間の目安 治療期間の目安:5~6ヶ月(通院:1~2回/月)
治療の特長 治療の特長:入れ歯で合わない部分が、ご自身の歯の様に回復できました。

右上前歯治療例

料金
インプラント埋入手術代 ¥250,000(税抜)
上部アバットメント(土台)及び
セラミッククラウン代
¥200,000(税抜)
骨造成術
(人工骨、吸収性膜代込み)
¥100,000(税抜)
治療期間の目安 治療期間の目安:5~6ヶ月(通院:1~2回/週)
治療の特長 治療の特長:骨が少ない所に特殊な材料を使って骨を造成して、審美的に回復できます。

INTRAVENOUS
SEDATION
静脈内鎮静法で
不安や恐怖心のない
インプラント手術を

静脈内鎮静法は、鎮静薬を静脈へ点滴することにより、うたた寝に近い状態で治療を受けられる麻酔法の一種です。点滴中は深いリラックス状態に入り込むため、歯科治療への強い恐怖心や不安を緩和できます。

しかし、あくまでリラックス効果を得るためのものであり、治療の痛み自体を麻痺させることはできません。治療個所にはあらかじめ、局所麻酔を施す必要があります。また、全身麻酔とは異なり、手術後は少し休んだ後にそのままお帰り頂くことが可能です。鎮静薬の影響で突然眠気が来る可能性はありますので、自動車の運転はお控えください。

GUARANTEE インプラント
10年保証システム

高額な費用と長い治療期間をかけてインプラントを入れたのに、数年で人工歯が欠けたりインプラント体が抜けたりしてしまえば、意味がなくなってしまいます。そういったご不安を持つ方にもインプラント治療をご利用頂きやすくするため、当院は第三者保証会社(株)ガイドデントのインプラント10年保証の認定を受けています。

当院でのメンテナンスを受けているにも関わらず、手術後10年以内にインプラントが破損・脱落した場合には、保証書記載の保証限度額まで無償での再治療が可能です。

メーカー

ストローマン

信濃町駅ビル歯科ではスイスのストローマン社が製造する、世界シェアNo1のストローマン・インプラントを採用。提携パートナー医院である「ストローマンパートナーズ」に認定されています。ストローマン社は極めて高い品質管理を行っているメーカーで、インプラント体1本1本にシリアルナンバーが入っているのは、世界でもストローマン社1社のみ(2022年現在)です。

インプラント手術終了日には、ナンバーが記載されたインプラントパスポートをお渡しいたします。このパスポートを利用することで、国内外問わず安定したインプラントの修理やメンテナンスを受けられます。

マイティス・アロー

マイティス・アローは日本のブレーンベース社で開発されたインプラントで、国産インプラントの中で唯一FDAを取得しています。FDAはFood and Drug Administration(アメリカ食品薬品局)の略称で、日本に輸入される医薬品の認可を厳しい審査基準で行っており、世界基準の一つにもされています。

マイティス・アローは機能・形態共に生体親和性の高いデザインとなっており、日本人の顎の骨の形態に合った、歯槽骨との結合に優れているインプラントです。コーティング層が表面に存在しない特殊なABS処理法により、様々な骨質に結合し、摩擦によって剥離するリスクも少ないという特徴があります。

骨造成

GUIDED BONE
REGENERATION
GBR

GBRはGuided Bone Regenerationの略で、骨再生誘導という歯周組織再生法の一種です。「歯を失ってから時間が経った」「歯周病で歯槽骨が痩せた」などの理由で歯の周りの骨が吸収されると、インプラントを入れるのに必要な骨の厚みや高さがなくなります。

その部分の歯茎を切り開き、メンブレンと呼ばれる人工膜で覆ってから自家骨(患者さまの骨)や人工の骨補填剤を詰め、歯茎を元通りに縫い合わせて骨ができ上がるのを待つという骨造成法です。

SINUS-LIFT
PROCEDURE
サイナスリフト

サイナスリフトは上顎の骨の厚みが足りない場合に行われる骨造成法です。上顎付近には上顎洞と呼ばれる空間があり、歯周病などで歯槽骨の量が足りていないと、埋入したインプラントの先端が突き抜けてしまう場合があります。

そこで、骨の足りない部分にある歯茎を切開し、上顎洞へ骨補填剤を詰めた上で歯茎を元通りに縫い合わせ、新しい骨を作る方法です。

SOCKET LIFT ソケットリフト

インプラント治療を行う上で、上顎の骨が足りない場合に行う骨造成法の一種です。歯を抜いた穴から上顎洞底部を覆うシュナイダー膜(上顎洞粘膜)を押し上げてできた空間に、骨補填剤を詰めてインプラントを埋入し、3カ月~4カ月ほどかけて新しい骨を作ります。侵襲の範囲が小さいため、身体への負担が少ない治療法です。

SURGERY 抜歯、外傷治療、口腔がん診断
など口周りの外科処置に対応

むし歯や歯周病などの一般的な歯科治療以外の、口腔・顎・顔面に発症する多種多様な病気に対応するのが口腔外科です。一般的に知られるのは、親知らずの抜歯や口腔内のできものの切除などです。それ以外にも、顎骨炎や口内炎、顎関節症、神経痛、口腔心身症、スポーツでできた外傷など、非常に幅広い病気に対応しています。

さらに、患者さまが心臓病や糖尿病などの全身疾患を有する場合、歯科治療を安全に進めるために全身管理を行うのも、口腔外科の役割です。腫瘍の診断で悪性診断が出た場合や、顎骨骨折の患者さまがいらした際には、高度医療機関へのご紹介も行っています。

口腔外科で扱われる主な病気

  • 親知らずなどの抜歯

  • 歯根端切除術

  • 歯牙再植術

  • 顎関節症

  • 口内炎

  • 口腔粘膜疾患

  • 嚢胞(のうほう)

WISDOM TEETH 親知らずの抜歯について

親知らず(智歯あるいは第三大臼歯とも呼ばれる)は、18歳~22歳頃に生える永久歯です。近年では日本人の顎の成長が未熟で、親知らずが萌出するスペースが狭いことから、真っ直ぐに生えてこられないケースが多くなっています。そのため、歯肉を切ったり、骨を削ったり、歯を割ったりして抜歯をする場合もあります。

DIFFERENCE 抜く必要がある親知らずと、
抜かなくても良い
親知らずの違いとは?

親知らずが真っ直ぐに生えていて、周りの歯茎や隣の歯に問題が起こっておらず、噛み合わせのバランスが良い場合は、抜歯をする必要はありません。抜歯が必要となるのは、下記のようなトラブルが発生している時です。

  • 親知らずが横向きに生えている
  • 親知らずが虫歯になっている
  • 親知らずの周りに歯肉炎が
    起こっている
  • 親知らずと第二大臼歯の間が
    虫歯や歯周病になっている
  • 横向きに生えた親知らずが
    歯並びを悪くしている

大学病院と連携施設

重度の糖尿病など全身状態に注意が必要な方や、親知らずの根が神経に近接している方、全身麻酔を要する方など難症例に類される場合は、提携している高度先進医療機関へご紹介させて頂きます。当院では日本歯科大学、聖路加病院、慶應義塾大学病院などと連携しており、診断後に患者さまにとって必要な医療機関へのスムーズなご案内が可能です。

EXAMINATION 口腔がん15分検診

口腔がんは、口腔内の粘膜部分や舌にできるがんの総称です。身体の他の部位にできるがんと同様に、早期発見・早期治療ができれば簡単に治療できるため、それほど怖い病気ではありません。

しかし、日本ではおよそ3000人もの方が口腔がんで亡くなっているといわれています。その理由は、「日本人の口腔がんに対する認知度が低い」ために他なりません。お口の中にがんが発生するには、通常5年~10年かかります。そのため、最低でも1年に1回口腔がん検診を受けておけば、がん化する前の段階で治療を受けることが可能です。

当院では、もっと気軽に口腔がんの検査を受けて頂きたいという考えから、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医による『口腔がん15分検診』を実施しています。忙しくてなかなか歯科医院へ足を運べないという方や、お口の中が痛くて口腔がんの不安があるという方も、ぜひご利用ください。